日記

■2009年06月23日(火)21:32  絵は口ほどに物を言い
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漫画を読む時にやっぱり気になるのは目の描き方なんですが、私自身は未だにどう描いたらいいのやら分かっていません。
で、色んな漫画家の絵を見て、どうやって描いてるんだろう…と真似したりするんですが、やっぱねー。自分の絵柄に合う描き方って限られてくるんですよねー。
で、私はわりとスタンダードな、瞳孔があって丸い星が一つで描いてますが、光のあたる方向は変わるのに、いつも同じ位置に丸星が入ってるのっておかしくね?とか色々悩みます。でもいちいち、光源を考えて描いてられるほど余裕ねえ!
あと、瞳孔の大きさが、黒目に対してどのくらいの大きさにすればいいのかでまた悩む。
ロリ絵を描く人は目を大きく描くので、瞳孔も大きくなるんだな、というのはなんとなく分かってきた。でも、目の上の部分にどのくらい掛かると可愛く見えるのかとか難しい。
縦長の目が実は好きなんですが、ほどほどにしないと何処のりぼん星人ですかってなっちゃうし。
ナルトは目の中、ほとんど描いてませんよね。かるーく斜線が入ってる程度。
あの淡泊さはちょっと凄いなと密かに思ってます。

■2009年06月21日(日)16:19  本日の発見(思い込み?)
好きな漫画家はたくさんいるんですが、一番好きな漫画家は誰かと訊かれたら

清原なつの

だな。というのは以前も書いたんですが。
単行本を買いそろえる事に決めてあれこれ再読しているのです。
んで、文庫本「千の王国 百の城」を読んだら。
うおおおおお!!!
子供心にトラウマになった作品の数々!!!
「真珠とり」が入っているとは!心の準備出来てないよ!読むの怖いよ!!
で、先ほどまで「銀色のクリメーヌ」を読んでいてブルっていたんですが。
あれ?
清水玲子って、清原なつのの影響、相当受けてる?

私、ずーーーっと、清水玲子の目の描き方がどっから来たんだろうと疑問で。
あの白い丸が三つくらい入る、白泉社系の絵にしてはシンプルな目の描き方。
絵の他の部分と比べて、妙にシンプルな目の中。
今、見たら清原なつのと同じだった。
顔のパーツのバランスも、髪の線の描き方もよく似ている。
清水玲子は萩尾望都や竹宮惠子の影響を受けてると自分でも公言してる、と友達が言ってたんですけど、なんか納得出来なくて、違うところにルーツがあるんじゃないかとずっと思ってたんですが、集英社系だとすると納得いくなあ。
絵的に清原なつの、松苗あけみなんかの方が近い気がする。
読後のやるせない感じや、アンハッピーエンドが多いとこもよく似てる。
類人猿がよく出てくるとこも。
直接の影響があるのか、ルーツが同じなのかは不明ですが、同じ系統上にある作家だなあと思った。

本日の発見、以上。
コメント
  • こおもり(2009/06/22 23:32)
    いや、清水玲子は少女漫画がとにかく好きで、24年組以外にもいっぱい挙げてたと思います。 確か一番は文月今日子で、最初フレンドに投稿してたって言ってた。 ttp://www.hakusensha.co.jp/comicate/comi_no53/shimizu/shimizu.html
  • はじめ(2009/06/22 23:48)
    文月今日子…って名前しかわからない…。何描いた人でしたっけ?単にSF好きが被ってるだけかなあ。清原なつの作品とモチーフがよく似てるんですよ。同じSF作家や作品に影響を受けたのかあという感じもします。
  • こおもり(2009/06/23 11:16)
    銀杏物語とか描いてた人です。初期の清水玲子の絵柄はかなりこの人の影響受けてたと思う。ttp://ekizo.mandarake.co.jp/shop/ja/item_s-127212.html まあ清水玲子の世代的には清原なつのも当然読んでたのでは。
  • はじめ(2009/06/23 21:32)
    昼休みに検索して文月今日子のコミックス表紙がずらっと並んでるページを見て、一瞬で謎が解けました。これか、丸に三つ星の目のルーツ!

■2009年06月21日(日)00:10  わああああああん!!
バンブルビー欲しいよー!欲しいよー!
カマロ飼ってー!変形する奴ー!!

劇場で観た直後もそう騒いでましたが、やっぱ可愛い〜〜!!
TVではだいぶカットされてたけど、やっぱ面白いぜ、トランスフォーマー。
トランスフォーマーリベンジも絶対観に行く!
私は初代隊長のコンボイさんが好きだったんですけど、そして二代目オプティマスプライムは隊長のくせにキレやすくて、「オイ」って感じだったんですけど、劇場版のオプティマスプライムは性格が穏やかになってますね。コンボイさんに近い感じ。コンボイさんが出ないのはカラーリングが地味だからだろうか。
でもやっぱりバンブルビー可愛いな〜。
そして主人公の男の子がえなりかずきに似ていると思う。

あ、数日前にナルト文に短編アップしました。

■2009年06月15日(月)20:52  鳴かぬなら
鳴かぬでよいぞ ホトトギス

私のルーツである土地の人のお言葉。
チーチー。ヂーヂー。
ご希望がありましたので6/7のペーパーの文章をアップしました。
ここに載っけようかと思ったんですけど、46巻ネタなので読んでない人がいたら申し訳ないのでナルト文コンテンツにしました。
カカイル?イエス、カカイル!(自分的には)

ペーパー企画には参加していないので、これを読んでもコンプリートにはなりませーん。すいませーん。
企画に気がついた時には、既に募集が締め切られていたのです。
不甲斐ない。ギャフン。

■2009年06月09日(火)21:10  夏コミ受かりました
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ケーキ
忘れないうちに書いておきます。

西1ホール の-18a 地球の塔

新刊、頑張るぞー!おー!
で、←はオンリーの後に「あそこのケーキが食いたい!」と突発的に主張して、友人達を連れ回して行ったケーキ屋さんのケーキ。
手前がチーズケーキ、後ろが季節のショートケーキ。
「二個食べたい!二個食べる!」と注文したのに、結局食べきれず一個はお持ち帰り。
駅のホームまで来たところでGさんの携帯が鳴り、なにか真面目な顔で話してるので「仕事の電話かな」と思ってたら、Gさんが「ケーキ、忘れてませんか?」と。
………………………………ヒィッ!わ、わ、わ、忘れた。忘れました!!
お店に予約を入れてくれたゴウさんの携帯に連絡が入ったのでした。
慌てて「先帰ってて!」とお店に戻ろうとすると、「お店の人が自転車で駅まで届けてくれるって」「はじめさん、早く行って!」と。
駅の前で待っていたら、店員さんが届けてくれましたー。
「すみません、ありがとうございます」
とペコペコ頭を下げると、お店の人が
「お待たせして申し訳ありません。焼き菓子サービスで入れておきましたので」
と、よく分からないけど焼き菓子ゲット。
いや!申し訳ないのはこっちですから!お店の人にまったく落ち度ありませんから!チョーーーハスカシイの私ですから!!!!
お家に帰って食べたケーキも焼き菓子も絶品でした。

………………そんな人生ですよ。(わりと楽しそうじゃねーか)

■2009年06月08日(月)20:38  ありがとうございました!
オンリー、めちゃめちゃ楽しかったです。
人も沢山来てたし、好きなサークルさんの本も買えたし(つか、なんか5月に買った本を何冊かダブりで買ってしまったみたいですが…)、スタッフさん達もすごい頑張って動き回ってて気持ちの良いイベントでした。
開催を告知された時からずーーーーっと楽しみにしていたので、ほんと良かった。
主催の方、スタッフの皆様ありがとうございました。
の、わりには新刊なくてすみませんでした。
スペースまで来て下さった方、すみませんでした。ペーパーもなくなってしまってすみません。

イベント後に遊んで下さった皆さん、ありがとうございました。
ちょっと話しただけなのに、いきなり誘って連れ回しちゃったTさん、すみません。
ご一緒出来てよかったです。またこちらに来られる事があったら遊んで下さい。

新刊がない〜、と当日朝まですごい憂鬱だったんですが、会場に着いたらいきなりテンション上がりました。駄目なオタクです。まったく。
今の原作の状況で一体、どういうカカイルを書けばいいんだろー、とかなり悩んで、以前通りの話は書けないし〜、どういう風に復興していくかはまだ原作で描かれてないから書けないし〜、という事でずっと近未来の「青猫」を書いてて、今回のペーパーもああいう物になったんですけど、今週からだんだん今後の木の葉が分かってくるかなと期待してます。
んで、復興住宅のプレハブ長屋カカイル、というのを大安吉日の麻生さんと話して盛り上がりました。
四畳半のプレハブに、上忍中忍入り乱れて野郎ばっかり六人くらい突っ込まれてるんです。
そんで、布団は三枚、枕は五つ(笑)
プレハブカカイル…萌え〜。

■2009年06月02日(火)23:32  青猫横町 19
 わたしははたけさんの顔を覗き込んだ。白い肌に汗が滲んで青白くなっている。
 アオも気がついて、はたけさんに近寄ってきて心配そうにうろうろし始めた。
 アォン、と鳴いて、アオがはたけさんの血の気の失せた頬に鼻先をくっつけると、はたけさんは小さく唸った。
 とても苦しそうな押し殺した声。
「ノドカ」
 低く、はたけさんはわたしを呼んだ。
「悪いけど、氷持ってきてくれる?」
 左眼を押さえて、はたけさんは言った。
 笑ってみせようとしたみたいだったけど、顔を顰めたようにしか見えなかった。
 わたしはすぐに縁台を飛び降りて、自分の家に走った。
 掃き出し窓から中へ入り、台所の冷蔵庫の上の扉を開けた。製氷皿を取り出して、ビニール袋に氷を詰めて、水も少し入れた。
 私が氷の入った袋を渡すと、はたけさんはそれを左眼にあてて深く息を吐いた。
 少しは楽になったのだろうか。
 はたけさんは左眼に氷を宛て、もう片方の手できつく頭を押さえている。
 毛布を掛けてあげた方がいいだろうか。でも冷やした方がいいのかもしれない。
 どうしたらいいのか分からなくて、わたしは色々、迷いながらはたけさんのそばに座っていた。
 考えているうちに、昨日、うみのさんが言った事を思い出した。
 りんごジュースが欲しいとはたけさんが言ったら、うみのさんは心配そうに「頭痛い?」と聞いていた。
 はたけさんは頭が痛い時、りんごジュースが欲しくなるんだ。
 自分の家にりんごジュースはなかったから、わたしははたけさんの家に入った。どこかに犬が隠れていて、急に吠え掛かられたりするんじゃないかとおっかなびっくりで足を踏み入れたけれど、何も出てはこなかった。
 わたしは昨日うみのさんがしたように、冷蔵庫からりんごジュースを取り出して、流しの横に伏せてあったコップに注いで、はたけさんの所に持っていった。
 寝ているはたけさんの前にりんごジュースを置くと、はたけさんはまた苦しそうに顔を歪めて笑って見せた。
「ありがとう」
 コップを掴みそっと顔を持ち上げて、はたけさんはりんごジュースを啜った。
 半分くらい飲むと、はたけさんはまた体を横たえた。


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アイタタタ。

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