日記

■2010年02月25日(木)22:16  青猫横町33
 うみのさんがそうめんを作ってくれたので一緒に食べてしまったのだけど、今日もお母さんが作っておいてくれた昼ご飯があったのだ。この間、ここでお好み焼きを食べた時も家にご飯があったのに、うみのさんの作ってくれたお好み焼きを食べてしまって、おかあさんのご飯を食べなかったから、「どうしてご飯を食べなかったの」とおかあさんに叱られてしまった。だから、本当はわたしは家に帰っておかあさんの用意していってくれたご飯を食べなくてはいけなかったのに、一人で家でご飯を食べたくなくてうみのさんとそうめんを食べてしまった。
 またおかあさんに叱られるし、おかあさんのご飯が残っていたらきっとおかあさんはがっかりするから、後で家に帰ってから食べなくちゃいけないけど、お腹が一杯だから食べられるだろうかと心配していたのだ。
 はたけさんが食べてくれると言ったので、わたしはすぐに庭から回って自分の家に行って、おかあさんの用意してくれたご飯をお盆ごと取ってきた。垣根を潜る時にちょっと葉っぱが引っ掛かったけど、しゃがんでうまく通った。
「今日は炒飯か」
 お皿を取ってとはたけさんが言うので、わたしは食器棚から中くらいのお皿を取ってきた。
「ノドカも半分食べなさいね」
 はたけさんはお皿に炒飯の半分を盛りつけて、わたしの前に置いた。


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短くてすんません。
今はこれが精一杯。

■2010年02月21日(日)12:52  青猫横町32
「いッ…!」
 うみのさんは短く叫んで、歯を食いしばったまま動きをとめた。
「あ、ごめん」
 はたけさんは謝って手を放したけど、うみのさんはぺたりと床に座ったまま動けないみたいだった。そんなにひどく腰を打ったのだろうか。
 「このっ!」と叫んで、うみのさんは拳骨を振り上げた。はたけさんがびくっと肩をすくめた。うみのさんは少し考えて、拳骨をほどいて掌を広げると、はたけさんの頭をほさほさとなでた。
 さっきまではたけさんが頭が痛くて倒れていたのを思い出したんだろう。
 はたけさんは飼い主になでてもらった犬みたいに、もっと、と頭を差し出した。調子に乗るなというように、うみのさんははたけさんの頭をぱしんとはたいた。それからちょっと呻りながら、床に手を着いて起きあがると洗濯籠を持ち直して縁側から庭に出て行った。
 はたけさんの庭には畑の横の手前の所に洗濯干しが立ててあって、うみのさんはそこに洗濯物を干し始めた。うみのさんは真っ先に白いシーツを広げて竿に引っ掛けて、ぱんぱん、と音をさせてきれいに広げた。
 うみのさんは屈んでは籠から洗濯物を取り出して竿に干していく。うみのさんはいつも動きがきびきびしていて元気だ。
 部屋の方を振り返るとはたけさんが同じようにうみのさんの背中を見ていた。わたしが見ている事に気がつくと、はたけさんは「しょうがないね」というように笑った。
 しょうがないのははたけさんの方だとわたしは思った。
 はたけさんはまたそうめんを食べ始めた。ずずーっと音を立てて麺を啜ると、「ノドカ」とわたしを呼んだ。
「ノドカのお昼ご飯も持っておいで。一緒に食べちゃうから」
 わたしが心の中でずっと気にしていた事をはたけさんが言ってくれたのでわたしはびっくりした。


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お待たせしました。
いきなり続きです。

■2010年02月11日(木)21:44  どうもー
なんだかもう、言い訳しても空しい今日この頃ですが…オンリーで新刊探して来て下さった方々、申し訳ありませんでした。
ちょっと体調がガタガタで無理でした。
オンリーは昼過ぎに行って、大安吉日&螺旋都市さんのスペースで「ちょっと今、動くと絶妙に気持ち悪くなりそうなギリギリのラインです」と言って店番さしてもらってました。でも買い物はしたけど!カカイル本買ったけど!でもいくつかのサークルさんは完売してたけど!
3月にあらゆるリベンジを果たそうと思います。
今度こそ、プレハブカカイル総集編を…麻生さん、今回はマジすまんかった…。
そしてオンリーの翌日は熱を出して会社を休み、翌日も会社で熱を出しながら仕事をして今に至る…今週、祝日があって本当によかった。
でも、もう有給残ってない…(涙)

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